月心寺とは

花の彩、鳥の囀、風の香、月の光。瑞米山 月心寺。 / はなのいろどり、とりのさえずり、かぜのかおり、つきのひかり。ずいべいさん げっしんじ。 / Poetry of gessinji

現在、月心寺といえば日本画家である橋本関雪の所有した寺院、庭園および併設の別邸等の一帯をさす。
滋賀大津の音羽山に沿うこの空間には、日本の花鳥風月そのものとも言うべき精髄が集約されている。

走井居 / はしりいきょ / Hashiriikyo

関雪が走井庭園であった場所につけた名称。関雪の別邸にあたる。
精進料理の提供などは、すべてこの走井居にて行われているものである。
走井の井筒もここにあり、現在の井筒は三代目にあたる。

上方から見た走井庭園
夢白軒
御座所
夢白軒座敷
座敷から見た走井庭園
百歳堂から見た走井居
走井井筒
石灯籠
走井居玄関

瑞米山 月心寺 / ずいべいさん げっしんじ / Zuibeisan gesshinji

走井居と塀を隔てた西側にある。
本堂と関雪夫妻の墓所があり、登り口の石垣は膳所城の石組みを一部移築したものであると伝えられている。
通常は開けていないので、ここをよく知る人は少ない。

雨花亭
山門
「往来」扁額
橋本関雪夫妻墓所
本堂緑先
本堂外観